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ここまで、
握手会を売るための、考え方や心構え
をお話ししてきました。 なお、以前のブログでもお話しした通り、
皆さんが、具体的に何をすれば、握手会が売れるのかは、実は誰にも分かりません。
だからこそ、
こうすれば良いんじゃないか?と思うものを、ひとつひとつ試していく
という極めて面倒なことを、やらなければなりません。 ただ、それでも私なりに、
握手会を売るために、これだけは、やって欲しい!
と思うものが、ふたつあります。 そのひとつ目が、
お勉強です。
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とは言え、これは、学校のお勉強とは違いますし、テストを受けろということでもありません。 ここでいうお勉強とは、
「お客さんからどう見えているのか?」、お客さんの目線で、【自分を見る目】を学ぶ
ということです。
お客さんに楽しんでもらえるものは何かを考え、自分がやりたいことよりも、お客さんに楽しんでもらうことを優先させること。
自分がやろうとしていることは、本当に、見てくれているお客さんに楽しんでもらえることなのだろうか???
という視点を持つこと。 そして、
自分のファンではない人にも、どうやったら楽しんでもらえるかを、徹底的に考えること。
この3つが、
握手会を売るために必要なこと
というのは、すでにお話した通りです。 でも、これが出来るようになるには、
お客さんの目線で、自分を客観的に見る必要があります。
自分の主観を捨てて、お客さんの目線を持つからこそ、
お客さんに楽しんでもらうために、必要なものが見えますし、
見てくれているお客さんが、本当に楽しんでもらえているのかが分かりますし、
お客さんに、どうやったら楽しんでもらえるかが、理解できるようになります。
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そのために、ぜひやってみて頂きたいのが、
お買い物をするときに、何故、自分が、その商品を選んだのか、考えてみること。
パッケージが良かったのか? 他の人が勧めていたからなのか? それとも、昔から、自分の好みだったからなのか?
隣には似たような商品があったはずなのに、何故、それを選んだのか。 他にもお店はいっぱいあるはずなのに、何故、そのお店を選んだのか。
自分がお買い物をするときに、何故、自分がそれを選んだのかを考えることは、
「お客さんの目線」でモノゴトを見る、とても良い勉強になります。
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他のアイドルさんや、自分が好きなアニメを見る時、また、夢の国を歩いている時でも同じです。
何故、この場所は、こんなにお客さんが集まるのか?
を考えること。 趣味に仕事を持ち込むなんて、なんかヤダと思われるかもしれませんが、
プロとは、そういうものです。
なお、私が昭和のオジサンだからなのかもしれませんが、
何かを学ぶときに、本を読むことは、今でも効果が大きいと思っています。
本屋さんに行けば、いろんな本が並んでいます。 その中で、洋服やアクセサリー、カフェ、パン屋さん、ケーキ屋さんなど、
ご自身が興味あるもので良いので、「どうやって売っているのか?」が書かれた本を、片っ端から読んで下さい。
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『え?自分を売ろうとしちゃいけないじゃなかったっけ???』と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、大丈夫です。 「モノを売るための本」は、ほとんどの場合、
お客さん目線で考えた場合に、どうすべきか
を書いてくれています。 新品の本を買うのは大変でも、中古屋さんに行けば、1冊200円ぐらいで買うことが出来ます。
1冊200円というのは、
フラペチーノを1回我慢するだけで、数冊、買える値段です。
アイドルに限らず、世の中には、必ず基本があります。 その基本を知らずに、応用を試そうとしても、
効果が高い方法は、なかなか見つかりません。
また、自分の答えがひとつしかない場合、その答えが間違っていると、それだけで行き止まりになってしまいます。 しかし、本を読み、いろんな考え方を知れば知るほど、
自分が持っている答えが、増えていきます。
何が正解か分からない世界では、
自分が持っている答えが多い方が、圧倒的に有利です。
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なお、本を読むのは、やっぱり難しいという場合は、ネットでも問題ありません。 ウェブサイトに限らず、SNSや動画サイトにも、いろんな知識や考え方が載せられていますし、ネットで学ぶのでも、大丈夫です。 いずれにせよ、
「お客さんからどう見えているのか?」、お客さんの目線で、【自分を見る目】を学ぶこと。
お買い物に限らず、あらゆるものから、貪欲に学ぶ姿勢を持ち、自分の答えを増やしていく。 その姿勢があれば、「こうすれば良いんじゃないか?」と思うものは、いくらでも見つかると思います。
\いつもコメント、ありがとうございます!!!/