握手会が売れない理由 - モテるのは、相手の気持ちに寄り添える人

握手会が売れない理由
[画像出典] Devon Beard様 (Unsplash)

どうすれば、握手会が売れるのか?

これは、NMB48のみならず、握手会などの特典会を実施しているアイドルであれば、みんなが知りたいことでしょう。 でも、それを考える前に、こんな場面を想像してみて下さい。

例えば、皆さんが、何かのイベントに参加したとします。 ところが、イベント会場で自分に用意されていた衣装を見て、驚きました。

めっちゃ嫌いな色やし、めっちゃ嫌いな衣装やん・・・


[画像出典] ands様 (Unsplash)

それでも、お仕事ですから、嫌々ながらも、自分が嫌いな色の、嫌いな衣装を、着なければなりません。 「はー、テンション上がらないなー」と思いながら、イベントに出演します。

ところが、ここでも、驚くことが待っていました。 なんと、自分が大嫌いで、自分が大嫌いな衣装のことを、

その衣装、めっちゃ似合ってて、めっちゃ可愛い!!!!

と、会場に来ていたお客さんが言ってくれたのです。

可愛すぎて、神っ!!!
[画像出典] Ian Wagg様 (Unsplash)

さて、そこで皆さんに質問です。

「めっちゃ似合ってる!めっちゃ可愛い!!!」とお客さんが言ってくれた、

「自分が大嫌いな色の、大嫌いな衣装」を、あなたは、また着たいと思いますか?

・・・・どうですかね??? では、質問を変えてみます。

握手会が売れている人、アイドルとして売れている人だったら、どう答えるでしょうか?

そうですよね。 握手会が売れている人、アイドルとして売れている人であれば、

『お客さんが喜んでくれるんだから、もちろん、着ます!!!』

こう答えるでしょうし、むしろ、「これからの衣装は、すべて、これにして下さいっ!」ってお願いするぐらいの勢いかもしれません。

お客さんが喜んでくれるのが、何より嬉しい!!!
[画像出典] Natalia Blauth様 (Unsplash)

そして、これが、

握手会を売るために、絶対的に必要な考え方。

自分のことよりも、お客さんのことを優先すること。 もっと言うと、

お客さんに楽しんでもらえるものは何かを考え、自分がやりたいことよりも、お客さんに楽しんでもらうことを優先すること。

この発想が、握手会を売るためには、もちろんのこと、

アイドルとして売れるためにも、絶対的に必要な考え方。

ちなみに、『アイドルって、自分を犠牲にせなアカン、損な商売や・・・』と思うかもしれませんが、これはアイドルだけに限った話ではなく、

すべての分野で、共通することです。

商売が上手な人というのは、自分が好きなモノを売る人ではなく、

お客様が求めているものを感じ取って、それを商品にして売ることが出来る人です。

モテる人というのは、自分が好かれようとしている人ではなく、

相手が求めているものを感じ取って、さりげなくプレゼント出来る人のことです。

これ、前から欲しいって、言ってたやつやで♪
[画像出典] Kira auf der Heide様 (Unsplash)

お客さんに楽しんでもらえるものは何かを考え、自分がやりたいことよりも、お客さんに楽しんでもらうことを優先する。

人に好かれるのは、自分のことを好きになってもらうとばかり考える人ではなく、

自分の気持ちを汲み取って、その気持ちに寄り添ってくれる人です。

むしろ、自分ばかりを好きにってもらうとすると、嫌われてしまいかねません。

アイドルになったからには、皆さん、それぞれ夢があると思いますし、実現させたいことも山ほどあるでしょう。 でも、まずは、

自分がやりたいことよりも、お客さんに楽しんでもらうことを優先すること。

どうしても、自分がやりたいこともやりたいのであれば、

まずは、お客さんに楽しんでもらうことをやってから、最後に、ちょっとだけ自分がやりたいことをやる。

厳しい現実かもしれません。 でも、これが出来る人は、握手会が売れますし、これが出来ない人は、残念ながら、握手会は売れない。

それが、48グループを10年以上見続けてきた、私の結論です。

\いつもコメント、ありがとうございます!!!/

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