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どうすれば、握手会が売れるのか?
これは、NMB48のみならず、握手会などの特典会を実施しているアイドルであれば、みんなが知りたいことでしょう。 でも、それを考える前に、こんな場面を想像してみて下さい。
例えば、皆さんが、何かのイベントに参加したとします。 ところが、イベント会場で自分に用意されていた衣装を見て、驚きました。
めっちゃ嫌いな色やし、めっちゃ嫌いな衣装やん・・・
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それでも、お仕事ですから、嫌々ながらも、自分が嫌いな色の、嫌いな衣装を、着なければなりません。 「はー、テンション上がらないなー」と思いながら、イベントに出演します。
ところが、ここでも、驚くことが待っていました。 なんと、自分が大嫌いで、自分が大嫌いな衣装のことを、
その衣装、めっちゃ似合ってて、めっちゃ可愛い!!!!
と、会場に来ていたお客さんが言ってくれたのです。
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さて、そこで皆さんに質問です。
「めっちゃ似合ってる!めっちゃ可愛い!!!」とお客さんが言ってくれた、
「自分が大嫌いな色の、大嫌いな衣装」を、あなたは、また着たいと思いますか?
・・・・どうですかね??? では、質問を変えてみます。
握手会が売れている人、アイドルとして売れている人だったら、どう答えるでしょうか?
そうですよね。 握手会が売れている人、アイドルとして売れている人であれば、
『お客さんが喜んでくれるんだから、もちろん、着ます!!!』
こう答えるでしょうし、むしろ、「これからの衣装は、すべて、これにして下さいっ!」ってお願いするぐらいの勢いかもしれません。
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そして、これが、
握手会を売るために、絶対的に必要な考え方。
自分のことよりも、お客さんのことを優先すること。 もっと言うと、
お客さんに楽しんでもらえるものは何かを考え、自分がやりたいことよりも、お客さんに楽しんでもらうことを優先すること。
この発想が、握手会を売るためには、もちろんのこと、
アイドルとして売れるためにも、絶対的に必要な考え方。
ちなみに、『アイドルって、自分を犠牲にせなアカン、損な商売や・・・』と思うかもしれませんが、これはアイドルだけに限った話ではなく、
すべての分野で、共通することです。
商売が上手な人というのは、自分が好きなモノを売る人ではなく、
お客様が求めているものを感じ取って、それを商品にして売ることが出来る人です。
モテる人というのは、自分が好かれようとしている人ではなく、
相手が求めているものを感じ取って、さりげなくプレゼント出来る人のことです。
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お客さんに楽しんでもらえるものは何かを考え、自分がやりたいことよりも、お客さんに楽しんでもらうことを優先する。
人に好かれるのは、自分のことを好きになってもらうとばかり考える人ではなく、
自分の気持ちを汲み取って、その気持ちに寄り添ってくれる人です。
むしろ、自分ばかりを好きにってもらうとすると、嫌われてしまいかねません。
アイドルになったからには、皆さん、それぞれ夢があると思いますし、実現させたいことも山ほどあるでしょう。 でも、まずは、
自分がやりたいことよりも、お客さんに楽しんでもらうことを優先すること。
どうしても、自分がやりたいこともやりたいのであれば、
まずは、お客さんに楽しんでもらうことをやってから、最後に、ちょっとだけ自分がやりたいことをやる。
厳しい現実かもしれません。 でも、これが出来る人は、握手会が売れますし、これが出来ない人は、残念ながら、握手会は売れない。
それが、48グループを10年以上見続けてきた、私の結論です。
\いつもコメント、ありがとうございます!!!/